勇者の泉の洞窟
- 兵士
- 「若者よ。
勇者の泉で身体を清めてもらったか?」- →はい
- 兵士
- 「それはよかった!
では、私もお前の無事を祈るとしよう」- →いいえ
- 兵士
- 「それはいかん!
泉を探せ、若者よ!
戦いに旅立つ者は勇者の泉を訪ねるのがローレシアのならわしなのだ」
この洞窟はローレシアの管轄のようです。しかし、ローレシア王からはこんな泉を訪れるようには言われませんでした。そればかりか、他国の王子が訪れているのはどうしたことでしょうか。
- 老人
- 「勇者の泉へよくぞ参られた!
あなたの身体をこの水で清め、偉大なるロトの導きを願ってしんぜよう。
ロトの守りよ。
勇者とともにあらん! → (画面フラッシュ)
ところで、もしやサマルトリアの王子をお探しか?」
何度話しかけても同じ洗礼を受けます。もはや観光名所としか思えないことを老人も自覚しているのか、すぐにサマルトリアの王子の話をし始めます。
- → はい
- 老人
- 「一足違いであったな。
王子はロトの血を引く仲間を求めて……
今頃はローレシアの城に向かっているはずじゃ」
いたちごっこが本格化しようとしています。誰だって自分が主人公だと思いたいのでしょうね。
- → いいえ
- 老人
- 「ならば行くがよい。
ロトの導きがそなたとともにあらんことを……」
サマルトリアの王子を探す場合はここに残れということでしょうかね。忘れ物に気づいて引き返しに来るかもしれませんから。