サマルトリアの城
- 女性
- 「先日、南の空が赤く燃えるのを見ましたわ。
もしやムーンブルクに何かあったのでは……」
「対岸の火事」などという言葉は、この世界にはなさそうです。いい世の中ですね。
- シスター
- 「近頃、ハーゴンという者が世を乱しているとか。
しかし……
ロトの血筋がひとつになる時、必ずや邪教は滅びましょう」
ここの王子が手間をかかせるので、なかなかひとつになれないんですよ。
- 囚人 (上)
- 「坊主、いいことを教えてやろう。
銀のカギを手に入れろ!
銀のふちのドアなら、全部そのカギひとつで開けることができるぜっ」
自分をそこから出すための牢屋のカギについては教えてくれません。牢屋に入れられて、すっかり心を入れ替えてしまったようです。
- 囚人 (下)
- 「どうせ、もうすぐ世界は破滅するんです。
盗みくらいいいじゃないですか、ねぇ」
真面目で考え込みやすい人にありがちな思考パターン。「働いても疲れるだけ」「生活できても幸福はない」というように思い詰めて、ニートの芽は育っていくような気がします。
- 宿屋の老人
- 「この城の王子様はなんと魔法が使えるとか!
しかし、力は強くないので、あまり重い武器や鎧を身につけられないそうじゃ」
サマルトリアの王子の前でも同じことを堂々と言います。ローレシアの女性が言っていた「王子様に向かってなんて失礼なことを……」は、この老人に言わせるべきでしょう。
- 兵士 (王の部屋前)
- 「△△王子はちょっとボーッとしたところがあるけど、
根はいいお方なんですよ」
ボーッとしている人に悪い人はいませんよ。この兵士はサマルトリアの王子がいるときでも同じことを言いますが、すぐに気づいて非礼をわびます。
- サマルトリア王
- 「これは××王子!
よくぞ参られた!
わしの息子△△もすでに旅立ち、今頃は勇者の泉のはずじゃ。
△△の後を追い、仲間にしてやってほしい!」
彼が勇者の泉にいつまでもとどまっているのならそうしますけど、帰ってくるのを待ったほうが早いと思います。なお、サマルトリアの王子が死んでいる状態だと、
- サマルトリア王
- 「ん?おおっ、△△が死んでいるではないか!
不憫な息子よ…そなたにはハーゴン征伐の旅は、
荷が重すぎたのかもしれんな…」
と言った後に、必要な経験値を知らせてセーブしてくれます。教会で簡単に人が生き返る世の中では、我が子の命といえどもこれほどまでに軽く見られてしまうのです。
- サマルトリア王
- 「おや?△△の姿が見えぬが……
なんですと?
△△がハーゴンの呪いで病気に?
うーむ、そうであったか…
いや、気にしないで下され。
いったん△△を旅に出したからには、こうなるのも覚悟の上。
××どのは一刻も早くハーゴンを…
ともかく…」
ドラクエ5のジャミが、「国王たる者、身内のことよりもまず国のことを考えねばならぬはず!」と言っていたのはこういうことなのでしょうかね。
- サマルトリア王子の妹
- 「あなた誰?
お兄ちゃんのお友達?」
ローラ姫と同じグラフィックの女性に「あなた誰?」と言われるのは辛い。
- → はい
- サマルトリア王子の妹
- 「なら、いいこと教えてあげる。
お兄ちゃんね、わりとのん気もんなの。
けっこう寄り道したりするんじゃないかなぁ……」
寄り道はRPGの基本ですが、非操作キャラにそれをやられては迷惑なだけです。
- → いいえ
- サマルトリア王子の妹
- 「わかった!
ものを売りに来たんでしょ?
でも買わないよーだっ」
物売りに間違えられるという予想外の返事。王女のところへ頻繁にセールスがやって来るということでしょうか。サマルトリアは王子だけでなく、全体的に気が抜けて治安が悪くなっているのかもしれません。
- サマルトリア王子の妹
- 「あっ、お兄ちゃん。
ねー、あたしも連れてってよお!」- サマルトリアの王子
- 「だめだよ、おまえは」
- サマルトリア王子の妹
- 「なによ!お兄ちゃんのいじわるうっ」
妹萌えする人にはたまらない会話だと思います。なお、サマルトリアの王子が死んでいる状態だと、妹は泣いてしまいます。
- サマルトリア王子の妹
- 「あっ、お兄ちゃんが死んでる!
えーん、えーん……」
父王と違って妹はまだ家族愛があるようですね。下記はハーゴンの呪いで王子が離脱している場合。
- サマルトリア王子の妹
- 「あれ?お兄ちゃんは?
えーん、お兄ちゃんがいないよお……」
お兄ちゃんはハーゴン討伐を断念して、ベラヌールの宿屋で寝ています。あなたもロトの血を引いているのですから、お兄ちゃんのかわりにハーゴンを倒すのを手伝ってくれませんか?
- 老人 (金の扉の向こう)
- 「よくぞ来た!
ロトの血を引きし者たちよ!
さあ!宝箱を開け、その中の物を取るがよい!」
こんな密室で水だけを飲みながら、ずっと我々が来るのを待っていたのですか。