ルプガナ北のほこら
- 老人
- 「そこの扉を開くには金のカギが必要じゃ。
ウワサではどこかの島の男がカギを持っているらしいが……
なんせ、わしには舟もないし、まだその扉を開けたことがないのじゃ。
さびしいのう……」
ここで金のカギの手がかりを初めて聞くことができます。それにしても何十年も自分の隣にあるのに開けられない扉というのは、さぞ寂しいものでしょう。暗証番号を忘れてしまったために開けられなくなった金庫をお持ちの方は、この老人の気持ちが分かると思います。
- 老人
- 「ほほう、それが金のカギじゃな。
ちょっと借りるぞい!」
扉を開けてから話しかけても、カギを借りて扉を開けようとします。ここで金のカギを奪われるのかと不安になりますが、この老人はちゃんと返してくれるのでご心配なく。ただし、電話で銀行員を装って「キャッシュカード貸して下さい」と言ってくる連中は、返してくれないので十分注意しましょう。
- 老人
- 「わしも一度は旅の扉というものに入ってみたかったのじゃよ。
そうそう、金のカギは返しておこう。
ではまたな」
扉を開けたことがないのに、扉の向こうに旅の扉があることを知っていたかのような発言です。それくらいドラクエ2のほこらには旅の扉が付きものだということでしょう。