ムーンブルクの城
- 王の魂
- 「わしはムーンブルク王の魂じゃ。
わが娘、△△は呪いをかけられ、犬にされたという。
おお、くちおしや……」
クロノトリガーではカエルにされたグレンという少年が登場しますが、彼も目の前で親しい人を殺された後、敵に呪いをかけられています。鳥山明がキャラクターのデザインをするゲームの傾向がつかめたような気がします。
王女がいる場合は次のやり取りが加わります。
- ムーンブルクの王女
- 「お父様!
私はここにいますわ!」- 王の魂
- 「誰かいるのか?
わしにはもう何も聞こえぬ。
何も見えぬ……」
ドラクエ1や3でも同じことを言う瀕死の人がいます。
- 魂 (左上の部屋)
- 「ここから東の地、4つの橋が見えるところに小さな沼地があるという。
そこにラーの鏡が……
これを誰かに伝えるまで私は死にきれぬのだ……」
これで伝えたので死にきれるはずですが、一向に魂が消える気配がありません。
- 魂 (下の部屋)
- 「うわ~、ハーゴンだ!
ハーゴンの軍団が攻めてきた!
助けてくれー!」
ハーゴン本人も現れたということでしょうかね。それを伝えるために、わざわざ魂の状態で残っているのでしょうか。
- 地下室で倒れている兵士
- 「ああ、姫様……
私は姫様をお守りできませんでした……
そのため姫様は呪いで姿を変えられ、どこかの町に…
しかし、もし真実の姿を映すというラーの鏡があれば……
姫様の呪いを解くことができるでしょう……
旅の人よ、どうか姫様を、姫様を……
ぐふっ!」
→ 死んで魂になる
この純正な忠誠心はまさに兵士の鏡。と言いたいところですが、王のことはあまり気にかけていないようです。単なる姫様のファンだったのかもしれません。
ムーンブルクの王女がいる場合は…
- 地下室で倒れている兵士
- 「も、もしやそのお姿は○○姫様では……
そうでしたか……
そうでしたか……」
→ 完全に消えてなくなる
…と安心して天へ召されます。