ラダトームの城
- 城の男性
- 「あなたがたは、もしやロトの勇者の子孫の方々では!?」
イラストを見る限り、3人とも大きなロトマークが描かれたものを身につけていますので、間違いないでしょう。
- → はい
- 城の男性
- 「おお!やはりそうでしたか!
ラダトームの地にお帰りなさいませっ!」
いえ、ラダトームに来たのは初めてなのですが。
- → いいえ
- 城の男性
- 「なーんだ、また人違いか…」
「だったら、その大きなロトマークは何なの?」と聞く意欲も湧かないほど、これまで数多の人違いを犯してきたのでしょうね。
- 王の間の兵士
- 「おお、あなたがたは勇者ロトの血を引く方々ですなっ!しかし…
わが王はハーゴンを恐れるあまり、どこかにお隠れになりました。
情けないことです……」
情けない王に対しても「お隠れになりました」などと、バカ丁寧な言葉遣いをする兵士。「忠臣は二君に仕えず」ということでしょうか。
- ラダトーム王 (武器・防具屋2F)
- 「こんな所まで来るとは仕方のない奴だな。
わしはただの武器屋の隠居じゃよ。
かっかっかっ!」
その食事は武器屋のおやじにドアを少しだけ開けてそっと入れさせているのでしょうか。…と思いましたが、こうして主人公達と話ができるということは、真性の引きこもりではないということですね。
- 裁縫屋の女性
- 「ここはお裁縫の店です。
雨つゆの糸はいりませんか?
あら?どうしましょう。
ちょうど切らしておりましたわ。
雨つゆの糸は空のめぐみ。
風に運ばれ、ドラゴンの角と呼ばれる塔の北側の3階に、
いつも落ちているのですが…」
そんなところまで取りに行っているのですか。
- 町の男性
- 「ここはラダトームの町です。
昔はお城と町が離れていたそうですが、
今はご覧の通りですよ」
昔と違うのは距離だけでなく、位置関係も違っています。ドラクエ1では、左が城で右が町でしたが、2では左が町で右が城です。さらに大昔のラルス1世が治めていたとき (ドラクエ3) のラダトームは、左が町で右が城でした。古い順に見ていくと、「町・城」 → 「城・町」 → 「町・城」と、いったん入れ替えたものをまた元に戻していることになります。同じ理念を何代にも渡って貫くことがいかに困難かが分かりますね。