ペルポイの町
- 外にいる男性
- 「みんな私だけを残してどこかに行ってしまった……
うえーん、寂しいよおっ」
この男性がしばらく町から出かけている間に、町の人たちは地下に潜ってしまったということでしょうか。だとしたら薄情な住民たちですね。しかし、町ごと地下に移すにはかなりの時間が必要なはず。この男性もどれだけ留守にしていたのでしょうか。
- ルーク (教会近くの男性)
- 「ぼくの名前はルーク。
しかし、それ以外思い出せないのです。
気づいたら、この町の近くの海岸に倒れていて……
神父様に助けられたのです。
ああ、一体ぼくはどこから来たんだろう……」
ザハンの町の女性が言っていた恋人です。記憶喪失になっているため、女性と再会できる日は遠そうです。その神父様は海岸に倒れているルークは助けたのに、町の入口付近で泣いている男性は助けなかったのでしょうか。
- 上半身裸の男 (道具屋)
- 「おたくたちも牢獄のカギを買いに来たのかい?」
いえ、私たちヲタクじゃないんですけど。
- 教会の兵士
- 「私は見た!
町の北西、ロンダルキアの麓で岩山が割れるのをっ!
あれは悪魔のなせるわざ!
おお、神よ!」
道具屋で怒っている上半身裸のおじさん。ここに牢屋のカギを持っている人がいましたよ。
- 宿屋の女性
- 「あらボーイさん、ちょうど良かったわ。
お風呂はどこかしら?
え?ボーイじゃないし、ここにはお風呂がないですって?
まあ!なんてホテルなのっ!」
しずかちゃんが言いそうなセリフですね。この宿屋は客室に鍵がついているのですから、よいホテルだと思いますよ。お風呂なら右側に大きいのがあるじゃないですか。
- 道具屋 (ろうやのカギを選んだとき)
- 「おっと、だんな。
誰から聞きました?
これはちょっと値が張りますよ。
いいですか?」
最初の1行が読み方によってはギャグになっていますね。王子たちも長旅によって、ずいぶんと老けてしまったようです。
- 道具屋 (ろうやのカギを選んだとき)
- 「では、お売りしましょう。
でも、誰にも言わないで下さいよ」
何を言わないでほしいのかが分かりません。ろうやのカギを売っていることでしょうか、それとも値段でしょうか。ひそひそ声で話しているのか、買うまで値段 (2000G) が分かりません。ちなみに、「ろうやのカギ」を買ったときも福引き券がついてくることがあります。
- 牢屋の兵士
- 「私はラゴスという盗人を牢獄に入れておいた。
しかし、ラゴスは逃げ出してしまったのだ!
いったいどこからどうやって……
うーむ、不思議だ……」
画面の黒い部分が剥き出しのところは怪しいと思うはず。しかし、ファミコン版のドラクエ2が発売された頃は、ラゴスの発見はハーゴンの神殿の扉並みに困難を極めたようです。
- 牢屋の老人
- 「大神官ハーゴン様はロンダルキアの山々に。
邪心の像を持つ者だけがロンダルキアへの道を開くことができるのじゃよ。
ふあっふあっふあっふあっ」
ハーゴンを「様」付けで読んでいることからモンスターかと思われますが、ローレシアの悪魔神官のように襲ってくることはありません。長い間牢屋で生活していて、頭がおかしくなったと考えるのが妥当でしょう。
- ラゴス
- 「あは、見つかっちゃった!
ぼくがウワサのラゴスだよ。
水門のカギを返すからもう許してね。
ごめんね」
石川五右衛門のような盗賊をイメージしていた人は、見事裏切られましたね。
- ラゴス
- 「ごめんね、もうしないから許してね」
できれば水門のカギを盗んだ動機を聞かせていただきたいのですが。