レンジャー
盗賊と魔物マスターと商人を極めた者が転職できる上級職。自然の力を利用してさまざまな技を繰り出します。3つの職業が必要なだけに優秀な職業……と言いたいところですが、それは完全な先入観。能力値は素早さと賢さを除いて軒並みダウンし、覚える特技も上級職にしては物足りません。強いてセールスポイントを挙げるなら、上級職の中では★8までに必要な戦闘回数が少ないことくらいです。
職業概要
能力値変化
最大HP | 最大MP | 力 | 素早さ | 守り | 賢さ | かっこよさ |
---|---|---|---|---|---|---|
-10% | -30% | -10% | +20% | -20% | +10% | - |
熟練度で習得する呪文・特技・特性
★ | 熟練度名称 | 習得呪文・特技 | 特性 | 戦闘回数 |
---|---|---|---|---|
1 | シロレンジャー | トヘロス | - | - |
2 | キレンジャー | もうどくのきり | - | 20 |
3 | アカレンジャー | トラマナ | 逃げやすい(※) | 30 |
4 | アオレンジャー | じひびき | 逃げやすい(※) | 30 |
5 | クロレンジャー | まぶしいひかり | 逃げやすい(※) | 30 |
6 | パワーレンジャー | だいぼうぎょ | 逃げやすい(※) | 30 |
7 | メガレンジャー | ひばしら | 逃げやすい(※) | 30 |
8 | キングレンジャー | おいかぜ | 逃げやすい(※)、素早さ+20 | 30 |
- ※熟練度が高いほど戦闘から逃げられる確率が高い。
★8までの合計戦闘回数
- 200回
この職業になるために必要な基本職
使いどころ
1人はトラマナ役として必要?
役に立たないことで悪名高いレンジャーですが、それでも1人はこの職業を★3までマスターしておいた方が便利です。理由は、ドラクエ6ではトラマナを覚える方法がレンジャーに就く以外にないからです。隠しダンジョンの後半にはムドーの島と同じマップがあるので、ここでトラマナが役立ちます。もっとも移動で受けるダメージはさほどでもないので、気にならなければトラマナの必要もありませんが、おそらく「レンジャーに転職していてよかった」と思えるのはここではないかと……。
MPを使わずに強力な攻撃ができる
レンジャーが覚える「もうどくのきり」「じひびき」「ひばしら」は、いずれも消費MPなしで敵にダメージを与えることができます。…とはいえ、「もうどくのきり」と「じひびき」は時期的に威力不足であり、失敗することもあります。実用的なのはメラゾーマ並みの威力を持つ「ひばしら」くらいでしょう。これも失敗することがあるものの、敵1体に大ダメージを与えられるので、ザコキャラ相手ならかなりの戦力になります。
「だいぼうぎょ」で盾となるか
レンジャーの覚える特技の中で最も有用なのが、ダメージを1/10にまで激減させる「だいぼうぎょ」でしょう。これを使ったキャラに運良く敵の攻撃が集中すれば、最小限の被害にとどめている間に他の仲間が敵を攻撃してくれます。直接攻撃メインの敵ならば、レンジャーを先頭にして「だいぼうぎょ」しておくのも手でしょう。炎や吹雪などのダメージは残念ながら「だいぼうぎょ」では減らせないため、デスタムーア戦ではほとんど役立ちません。強力な全体攻撃を回避するにはアストロンが有効です。