ドラゴンクエスト8
完全攻略
3DS版対応

テンションについて

ドラクエ8の戦闘では、どのキャラにも「ためる」コマンドがあり、「テンション」と呼ばれる数値を上げて、次の行動の威力を格段に高めることができます。ドラクエ8において非常に有用なシステムであり、特に後半のボス戦ではテンションの使い方次第で難易度が大きく左右されてきます。

味方だけでなく、敵もテンションを上げて強力な攻撃を仕掛けてくることがあるので、テンションシステムをよく理解しておきましょう。

テンション段階と威力倍率

戦闘中に「ためる」を実行するとテンションが1段階ずつ上がっていき、次の行動(攻撃、回復、補助など)の威力が倍増します。テンションの段階と威力倍率の関係は下表のようになっています。

テンション段階 画面表示 威力倍率 その他の効果
1段階 5 約1.7倍 -
2段階 20 約3.0倍 -
3段階 50 約5.0倍 -
4段階(※) 100 約7.5倍 受けるダメージ-30%

テンションを1段階でも上げれば、主にゾンビ系・エレメント系モンスターが持つ「受けるダメージを○%に軽減」の性質を無視してダメージを与えられます。

テンションの影響

テンションはそのキャラの通常攻撃・呪文・特技のうち、効果が数字で表されるもの(一部除く)を増大させます。また、防御によるダメージ軽減率も増大させます。具体的には下表の通りです。

テンションが影響する行動

行動 具体例
ダメージを与える行動 通常攻撃、多くの攻撃呪文・攻撃特技
回復呪文・回復特技 ホイミベホイミベホマラー祝福の杖ハッスルダンス
補助呪文 スカラスクルトピオリムマホアゲル
防御 ぼうぎょ、大ぼうぎょ

上記の行動を1回取ると、威力が増大され、上がったテンションは元に戻ります(「ぼうぎょ」「大ぼうぎょ」の場合は、テンションは戻らない)。

テンションが影響しない行動

下記の行動はテンションを上げていても威力が増大することはなく、行動によってテンションを消費することもありません。

テンションの上げ方・下がり方

テンションを上げる行動

味方専用
行動 対象 テンション上昇段階
ためる 自分 1段階
モリーエール 味方単体 1~2段階
ハイテンション 自分 2段階
ふしぎなタンバリン 味方全体 1段階
はりきりチーズ 味方全体 1段階
テンションブースト 味方全体 2段階
敵専用
行動 対象 テンション上昇段階
ちからため 自分 1段階
一気にハイテンション 自分 3段階
一気にスーパーハイテンション 自分 4段階

テンションを下げる行動

次のことが起こると、テンションが0まで下がります。

上記以外にテンションを1段階ずつ下げる行動もあります(テンション下げ攻撃、しらけるダンス、マッスルポーズ、皮肉な笑い冷たい笑み)。

スーパーハイテンション状態

テンション4段階目は「スーパーハイテンション状態」と呼ばれ、次の条件を満たした後に発生することがあります。

スーパーハイテンション状態になる条件
これまでの戦闘で「テンションを上げた段階数」と「テンションを消費して行動した回数」の合計が、パーティ全体で50以上になっている。

この条件を満たすまでは、テンションを3段階目まで上げた時点で「ハイテンション状態になった!!」と表示され、スーパーハイテンション状態にはなれません。条件を満たした後は、テンションを3段階目まで上げても「ハイテンション状態になった!!」と表示されず、さらにテンションを上げられることが分かります。

スーパーハイテンション状態になれる確率

テンションは1~3段階目までは確実に上がりますが、4段階目(スーパーハイテンション状態)になれるかどうかはランダムで決まり、その確率は約1/3程度です。

スーパーハイテンション状態になると、どのキャラのグラフィックにも通常と異なったエフェクトが加わります。スーパーハイテンション状態では、行動の威力が約7.5倍になるだけでなく、受けるダメージが30%軽減される効果も得られます。