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地球救済センター

ヘルゲートから北に直行すると、クレーターに囲まれた巨大な建物に着く。これがラストダンジョンの地球救済センターだ。そのエコで健全なネーミングとは裏腹に、近づいただけで砲撃を浴びせてくる要塞である。本物語の発端である「大破壊」を起こしたマスターコンピュータ『ノア』は、この建物の地下深くにいる。こいつを倒せばめでたくゲームクリアとなるわけだが、ノアを倒しても即エンディングにはならず、自宅に戻って引退宣言をすることで、スタッフロールが流れるという変わった仕様だ。ノアを倒した後でもセーブはできるので、安心して最後まで進もう。

ここの地下でも強力な人間用装備と重量級のパーツが手に入るので、すべて取りたい場合は牽引車を用意しよう。

地球救済センターでやるべきこと

屋上の砲台をすべて落とす

メディカルスーツを入手する

太陽のレンズを入手する

アサルトアーマー、ガードナックラー、V100コングを入手

まずは屋上へ向かう

フィールド上で激しい砲撃に見舞われるが、気にするほどのダメージではないだろう。ダンジョン内に入ると入り口は固く閉ざされているが、右上の崩れた壁から進入可能。ただし、戦車は降りて行動することになる。まずは、すぐ右のエレベーターに乗って屋上 (6F) に行こう。先ほどの砲撃は、屋上にある8門の砲台が犯人。砲台を押してすべて落としてしまえば砲撃はなくなる。

なお、地球救済センターの周辺を金属探知機で探索すると、サンバーンXXおよびサンダーストームを発見できる。これらは最強の機銃と特殊砲である。

地球救済センター周辺で入手できるアイテム

アイテムを集めながら4つのパスワードを入手

地球救済センターはフロア数は多くないが、入手できるアイテムは非常に多い。2F～5Fまででは、有用なアイテムはあまり入手できないが、4Fの木箱から見つかるメディカルスーツは最強装備のひとつなので見逃さないように。

アイテム集めと同時に、ここでは4つのパスワードを探す必要がある。ノアが潜む地下へ行くためには1F中央のエレベータに乗らなければならないが、そのエレベーター前のロックを解除するのに必要なパスワードだ。パスワードはコンピュータの画面上に表示されていたり、メモに書かれていたりするので、センター内をくまなく調べる作業が必要になる。

1Fには4つのコンピュータがあり、それぞれにパスワードを入力するようになっているのだが、どのパスワードがどのコンピュータのものなのかは一切示されていないのだ。パスワードを間違えると、先ほどのロボポリスが出てきて面倒なことになるので、気長な姿勢が必要になるかもしれない。加えて、パスワードを入力する際にはIDカード (r) が必要だ。これもセンター内のどこかにある。

地球救済センター (地上部分) で入手できるアイテム

1F電子ロックを解除用パスワード

麻痺に注意！

ダンジョン内の自販機はすべて故障していて使えない。デビルズタワーなどと異なり、ダンジョン内でアイテムを購入できる場所はないのだ。入り口のロックを解除するまでは生身で行動しなければならないため、出現モンスターに十分注意する必要がある。

電撃で麻痺させてくるデストロイドと超伝導Xには特に注意しよう。マヒノンが尽きた場合は、出会ったら即逃げたほうがよい。攻撃・防御ともに屈強なバーサーカーも生身で倒すのは難しい。強敵からはすぐに逃げるのが、このゲームに限ってはセオリーである。経験値とゴールドは、すべてスローウォーカーまかせでよいのだ。

電子ロックを解除したら戦車で地下に降りる

1Fでパスワードを4つとも入力すれば、地下に降りるエレベーターに乗れるようになる。部屋の中央の木箱にはレーザーバズーカの材料である太陽のレンズが入っているが、ここからは戦車で進めるのでヤミクモに渡すのは後回しにしよう。戦車を取ってくるには、木箱の周りにあるコンピュータで、センター入り口の電子ロックおよびバリアーを解除すればよい。

地下には最強装備が眠っている

長い長いエレベーターを降りると、そこは地下16階。なぜか土でできた洞窟になっていて、ところどころに人間ジゴクの流砂がある。人間ジゴクは敵としては弱いが、倒してもB17Fに落ちてしまうので慎重に進もう。ただし、人間ジゴクの穴下 (B17F) の地面には、最強の人間用装備品であるアサルトアーマーとガードナックラーが埋まっている。したがって、一度はここに降りて金属探知機を使ってみよう。他にも右側の人間ジゴク近くの木箱にはV100コングが入っているので、これも必ず入手しておこう。

地球救済センター (地下部分) で入手できるアイテム

ガーディアンを倒してさらなる地下へ進む

B16F左上にはマスターコンピュータを守る2体のガーディアンが設置されている。戦車に乗っていれば何てことはない相手だが、副砲だけで勝てる相手ではない。弾数を削ってもよいので、主砲でさっさと倒してしまおう。

スロープを降りたB17Fにはシャッター付きの扉があり、これは瓦礫の向こうにある動力スイッチをONにしないと開かないようになっている。ここは戦車を降りないと進めないので、エンカウントに注意しよう。スイッチをONにすれば扉は近づくだけで開くようになる。B17Fの中央の倉庫では強力なパーツとバトルナックルが入手できるが、パーツの方は195mmバーストで間に合っているはずだ。この期に及んで重量級のパーツを載せて装甲タイルを削るのは愚の骨頂なので、無視するか牽引車に放り込んでエレベーターに乗ろう。

サイバーウォールを撃破

エレベーターでB18Fに降りると、小綺麗な壁に囲まれたフロアに出る。この奥に進むといよいよノアとのご対面。ノアの演説を長々と聞かされ、最後の質問には自分の思ったとおりに答えればよい。どう答えても戦闘になるのだ。

まず最初に戦うのは、目の前に立ちはだかるサイバーウォール。この分厚い壁与えたダメージに応じて3段階に変化する。1段階目は、機銃をパカパカ撃ってくるだけなので、もはや敵ではない。2段階目は、音波や熱風などで全体に攻撃してくるタイプ。そのため、早く倒さないとパーツを破壊されやすいので注意しよう。3段階目は、大砲を撃ってパワーで押してくるが防御はもろい。いずれの段階も、195mmバーストでひたすら打ち続ければ、1～2ターンでほぼ鎮圧できるはずだ。

ノアとの最終決戦！

サイバーウォールを撃破すると、またノアが長々と演説を始めるが、どんな態度を取ろうとノアは戦闘をけしかけてくる。

画面が白く光り、ラスボス専用のBGMが流れ始めると、まずハンター達の前に立ちはだかるのは、3体のガードゴーレムだ。プラズマ攻撃でCユニットを破壊されないように注意が必要。こいつらも195mmバーストの集中砲火で簡単に蹴散らせる。

ガードゴーレムがすべて倒れると、ようやくノアとの直接対決が始まる。ノアは強力なレーザー攻撃で単体のSPを大きく削り取ってくるほか、Cユニットを破壊する電撃や、全体のパーツを破壊するエネルギー弾も使う。だが、それ以上に厄介なのは固すぎる装甲だ。改造した195mmバーストをもってしても、1ターンで6発すべて弾かれることも珍しくない。なかなか攻撃が当たらなくても根気よく打ち続ければ、いくつかは会心のヒットになり、大きなダメージを与えられる。これまでの中ボスと同様に大砲を連打していれば、よほどの不運がないかぎり、第一段階はパーツの大きな被害もなく撃破できるはずだ。

発狂したノアは早撃ち勝負だ！

ノアの第一段階を倒すと、暗闇の中で本性を剥き出しにしたノアが姿を現す。第2段階のノアの攻撃パターンは、サンバーンXXに似た全体攻撃のみ。しかし、この破壊力は絶大で、戦車でも800以上のダメージは避けられない。しかも1ターン目は必ずノアの先制2回攻撃なので、いきなりSPゼロに追い込まれ、パーツも激しく破壊されるだろう。だが、守備力は大きく低下しているため、こちらの大砲はほぼ通用する。その上、HPもあまり高くない。第一段階と同じように大砲を撃ち続ければ1、2ターンでとどめを刺すことが可能なので、ひるまず攻撃を続けよう。

ちなみに、第2段階のノアの攻撃は、人間だと4000以上のダメージを受ける。それを1ターンに2回もやられるのだから、生身ではたとえレベル99でも戦略がなければ即全滅である。

普通のRPGとは違うエンディング仕様

めでたくノアを倒すと、なぜか主人公たちは謎の地下道に移動する。ビッグキャノンの手前にあった何もないダンジョンだ。乗っていた戦車も入り口付近に置かれているが、とりあえず外に出てみても、世界は何も変わっていない。歩いていれば敵も出てくるし、町の人のセリフも今まで通り、おまけにセーブもできる。

実はエンディングを見るためには、自宅の親父に引退宣言をしなければならない。ノアを撃破後、実家に戻ることによってモンスターハンター引退となり、スタッフロール付きのエンディングを見ることができるのだ。

では、ラスボスのノアはどうなったのかというと、地球救済センターの奥底で何事もなかったかのように活動している。つまり、このゲームのラスボスは倒した後にリセットしなくても復活するのだ。何とも理解しがたい仕様である。