東京
日本の東京をモチーフにしたシナリオ。マップ中央の公園地帯が皇居だとすれば、左下の水域が東京湾、右下を流れる川が隅田川ということになります (画面の右が北) 。それはさておき、東京は最初からメトロポリスではあるものの、犯罪・公害ともに深刻で渋滞もかなりあるため、ベルンよりも数段難しいシナリオです。クッパを追い払った後も、市民の不満を解消するための作業が必要です。
消防署の該当額を0にする
間違ってもクッパ対策に消防署を増設するようなことはしてはいけません。クッパに踏みつぶされれば、被害が大きくなるだけだからです。東京には消防署が4つあり、該当額を0にしても最初の1年は機能してくれるので、それで十分です。
無駄な道路を排除する
本当のクッパ対策は、あらかじめ要らない道路を整地して空き地を作っておくことです。これならば、同時に渋滞が減り環境も良くなるので、三大地区の四方を囲んでいるような道路は、ブルドーザーで1辺だけを残して抹消します。ただし、交通の便を悪くしない程度にしておき、電線を一緒に切らないように注意が必要です。また、当然のことですが、空いた場所に公園を作るのはクッパが去った後です。
破壊される前に破壊せよ
事前作業を終えたら、クッパを迎えることになります。クッパは東京湾 (?) の真ん中に現れることもありますが、たいていは街中に現れるものです。災害の章で述べたとおり、クッパが現れたら、L / R ボタンで時間を止めながら先回りして、建物を踏みつぶされる前に整地することです。これで火災を予防できます。ただ、クッパは急に移動方向を変えることがありますので、反射神経も必要です。先回りが遅れて火災が発生してしまった場合も気にせず、まずはクッパの足元を整地することに専念します。
クッパが消えたら、ポーズをかけて火災が起こっている周辺を整地し、停電が起こらないように電線を増設します。これでクッパ対策は完了です。
公園を作って犯罪を減らす
東京は警察署が14カ所あるわりに犯罪が多発していますが、原因は公害による地価下落です。他のシナリオと同様に、無駄な道路を排除した跡地に公園を作って環境を良くすれば、地価が上がり犯罪もかなり治まります。住宅地区・商業地区の周りにひととおり公園を作り終えたら、犯罪マップでまだ犯罪が多発している地域 (マップ下の工業地帯など) に警察署を建設しましょう。
鉄道を導入して渋滞を減らす
犯罪を減らしたら次は渋滞です。やはり交通渋滞の起こっている道路はどんどん鉄道に置き換えていきます。これで市民の不満はほぼなくなり、人口はすぐに 10 万人以上に戻りますので、あとは災害などに目を見張りながら制限時間が来るのを待ちましょう。
なお、東京は三大地区のバランスが不安定 (商業地区が多すぎ) で、人口の変動が激しくなることがありますが、人口10万人が確保できればあまり気にすることはありません。どうしても需要インジケーターが気になる場合は、マップ中央の公園地帯に住宅地区を並べて建設すれば、少しは安定するでしょう。