プレゼントの使い方
シムシティーにおけるプレゼントは、周辺地区の地下を大幅に上昇させてくれる貴重なツールですが、いったん建設すると二度と建て直すことはできません。したがって、プレゼントを使うときは建設場所に細心の注意を払う必要があります。
プレゼントの効果的な使い方を簡潔にまとめると、次のようになります。
- 住宅地区か商業地区がなるべく多く隣接するように建設する。
- 地価がLOWかMIDDLEの地区の隣に建設して人を集める。
- 特別収入のないプレゼントは使い時が来るまでストックし、特別収入のあるプレゼントは街の中心から離れた場所に先行建設する。
プレゼントはスラムが発生する時期まで節約
街が順調に発展しているシティー後半くらいまでは、プレゼントはなるべく温存しておき、キャピタル以降に使うようにしましょう。ただし、特別収入のあるプレゼント (動物園・遊園地・カジノなど) は、もらったらすぐに建設しましょう。その場合も街の中心地域に建設するのは1つか2つくらいにしておき、位置取りが面倒ですが街の中心から離れた空き地に先行建設するのが良いでしょう。
プレゼントの隣は必ず住宅地区または商業地区にする
まず、プレゼントを工業地帯の中に建てるのはまったくの無駄です。工業地区は地価に関係なく発展し、プレゼントに公害を抑える効果はありません。できるだけ多くの住宅地区や商業地区と隣接するように建てるのがポイントです。
基本は、プレゼントのまわりをコの字型で住宅地区または商業地区ではさみ、線路を隔てて向こう側にも住宅・商業地区という配置です。これで隣接する5ブロックはもちろん、2キャラ分離れた3ブロックも多少は地価が上がります。また、プレゼントの隣に警察署などの人の住まない建物を置くのは、もったいないのでやめましょう。
地価が LOW か MIDDLE の地区に建てる
開発初期は街の中心部なので地価が高く、順調に発展してくれますが、規模がキャピタルになるころから、地価が低く人口の増えにくい地域が出てくるものです。プレゼントはそのようなスラム地区 (地価がLOWかMIDDLE) に建てると一気に地価が上がり、人口が増えやすくなります。
プレゼントを意図的にもらう
各種プレゼントはもらえる条件が決まっているので、それさえ満たせば必要に応じてもらうことも可能です。大きな公園ならば公園 900キャラ、駅ならば鉄道200kmなど、お金さえあればたいていのプレゼントを強引にもらうことができます。
このテクニックは、発展の停滞するメトロポリス後期に非常に有効です。人口が伸び悩んだときにプレゼントによる地価上昇効果は絶大だからです。