ゲームボーイ版からの変更点
『ゼルダの伝説 夢をみる島』には次の3種類のバージョンがある。
- ゼルダの伝説 夢をみる島
- ゲームボーイで1993年6月6日に発売されたオリジナル版。
- ゼルダの伝説 夢をみる島DX
- ゲームボーイカラーで1998年12月12日に発売されたカラー版。『写真屋』と『服のダンジョン』が追加。
- ゼルダの伝説 夢をみる島(Switch版)
- ニンテンドーSwitchで2019年9月20日に発売されたリメイク版。当サイトで攻略。
ここでは『ゼルダの伝説 夢をみる島DX』(以下GB版)からSwitch版にリメイクされるにあたり、グラフィックやサウンド以外で内容的に変更になっている点を紹介する。
システム
アイテム
- セットアイテム
- GB版では『剣』『盾』『パワーブレスレット』『ペガサスのくつ』はセットアイテムだったが、Switch版ではこれらには専用ボタンが用意され、常用アイテムとなった。
- ハートのかけら
- GB版では全12個だったが、Switch版では全32個に増加。また、入手時に4個そろっていなくてもライフが全回復するようになった。
- ヒミツの貝がら(個数)
- GB版では全26個だったが、Switch版では全50個に増加。
- ヒミツの貝がら(ご褒美)
- GB版では集めた『ヒミツの貝がら』の個数が5の倍数の時に貝がらの館を訪れると『ヒミツの貝がら』を1個入手できたが、Switch版ではこの仕様は削除。また、GB版ではそれ以外のご褒美は『LV2の剣』のみだったが、Switch版では『コホリントの剣』を含めて5種類になった。
- 貝がらセンサー
- Switch版ではアイテムに『貝がらセンサー』が追加。
- 剣の名称
- 『ヒミツの貝がら』を集めて入手できる剣は、GB版では特に名称がなかった(剣のアイコンの下に "LV2" と表示)が、Switch版では『コホリントの剣』という名称が付いた。
- 妖精のビン
- Switch版ではアイテムに『妖精のビン』が追加。
- リンゴ
- Switch版では一部の木にダッシュで体当たりすると、『リンゴ』や『青リンゴ』を入手できる(ノーマルモードのみ)。
- フィギュア
- Switch版では今はやりのゲームの賞品にフィギュアが追加。これに伴い、メーベの村の民家にもフィギュアを置ける台座が設置された。
- オカリナ
- 第2曲『マンボウのマンボ』を演奏した時のワープ先は、GB版ではマンボガ池のみだったが、Switch版では10カ所のワープゾーンから選べるようになった。
- フックショット
- GB版では『フックショット』を刺せる場所は岩、ブロック、宝箱、杭などに限られていたが、Switch版では木にも刺せるようになった。
- ブーメラン(性能)
- GB版では『ブーメラン』を使うと一部のボスを一撃で倒せたが、Switch版ではこの性能はなくなっている。
- ブーメラン(交換アイテム)
- GB版では『ブーメラン』と交換できるアイテムは『ペガサスのくつ』『ロック鳥の羽根』『スコップ』『フックショット』『マジックロッド』の5種類だったが、Switch版では『スコップ』『弓矢』『マジックロッド』の3種類に変更。また、交換したアイテムは、GB版では『ブーメラン』と交換で手元に戻せるが、Switch版では300ルピー払って『ブーメラン』とともに手元に残せる。
- 力のかけら・まもりの木の実
- GB版では『力のかけら』『まもりの木の実』の効果は、敵から3回ダメージを受けるかフィールド・フィールド以外の場所間の移動によって消えたが、Switch版では時間経過(約30秒間)で消えるようになった。
- ルピー
- 敵を倒したり草を刈ったりして出現するルピーは、GB版では『1ルピー』のみだったが、Switch版では『5ルピー』が出現することもある。また、宝箱などから入手できるルピーの最高額は、GB版では『200ルピー』だったが、Switch版では『300ルピー』になっている。それに伴い、一部の宝箱から入手できるルピーの額が変更になっている。
施設・ミニゲーム
- パネルダンジョン
- GB版にあった『写真屋』は削除され、Switch版では『パネルダンジョン』が追加された。
- 村の道具屋さん
- Switch版ではアイテムの増加に伴い、売られるアイテムの種類が増加。
- 今はやりのゲーム
- Switch版ではアイテムの増加に伴い、配置されるアイテムの種類が増加。また、クレーンエリアの地形も変更。GB版ではアイテムをキャッチすれば必ず入手できたが、Switch版ではキャッチした後もアイテムが落ちることがある。
- つりぼり
- GB版ではサカナは大小の2種類のみで、賞金も5ルピーか20ルピーの2種類のみ、賞品も『ハートのかけら』1個のみ。Switch版ではサカナが5種類、サカナの体長も細かく分類され、賞金や賞品も多様になった。また、釣竿のルアーも3種類ある。サカナが食いついた後のボタンの押し方もコツが必要になった。
- 急流すべり
- GB版ではアイテム集めのみだったが、Switch版では「アイテム集め」と「タイムアタック」の2種類から選べる。
- ワープゾーン
- GB版では4カ所だったが、Switch版では10カ所に増加。
- 妖精の泉
- GB版では妖精の泉には大妖精しかいなかったが、Switch版では『妖精』も1体配置されている(ふしぎの森を除く)。
地形
- ツボのどうくつ前
- GB版ではツボのどうくつの前は5体のモネアに囲まれていたため、ワンワンを返した後はしばらくツボのどうくつへ入れなかった。Switch版ではモネアの1体が岩に変わっているので、ワンワンを返した後も自由にツボのどうくつへ入れるようになった。
- カナレットの城前
- GB版ではカナレットの城の門から西へ進んだところの地下通路へは、空飛ぶコッコを連れている時にしか入れなかった。Switch版では穴の向こうに切り株が配置され、『フックショット』を使えば地下通路へ入れるようになった。
その他
- ダンジョンのレベル
- GB版では「レベル1 テールのほらあな」「レベル2 ツボのどうくつ」などと、ダンジョン名の前にレベルの表記があった。Switch版ではレベルの表記はなくなった。
- フクロウの石像(フィールド上)
- Switch版ではフィールド上のフクロウの石像を調べると、目が青く光るようになった。
- オバケのお礼
- オバケをお墓へ連れて行った時のお礼は、GB版では『ヒミツの貝がら』(再び入り江の家へ行ってツボを調べると入手)だったが、Switch版では『妖精のビン』(その場でもらえる)に変更。
- ニワトリとキツネ
- GB版では『マジックロッド』を使えばニワトリやキツネを倒せたが、Switch版では倒すことはできなくなった。
- ラスボスのBGM
- GB版ではシャドー(最終形態)のBGMは中ボスのBGMだったが、Switch版では専用のBGMに変更。