幻獣界
魔導工場を脱出してティナのところへ戻った後、回想シーンで切り替わるエリア。20年前の幻獣界での出来事をたどります。ここで操作するキャラクターは、魔導工場で入手した魔石の1つであるマディンという幻獣、すなわちティナの父親です。
ティナがなぜ生まれつき魔法の力を使えるのか、なぜ帝国にいたのか、なぜ幻獣の姿になったのか、最初から持っていたペンダントは何であったのか、今までのティナの謎がすべて明らかになります。
幻獣界では入手アイテムや出現モンスター等はないので、イベントだけを進めていけば探索は不要です。
訪れるタイミング
- 崩壊前魔導工場クリア後
入手アイテム
- なし
攻略チャート
崩壊前魔導工場クリア後
- 村の入口で倒れている女性に話しかけ、「連れて帰ろうか?」を選ぶ → 長老の家へ移動
- ベッドで寝ている女性(マドリーヌ)と話す → マディンの家へ移動
- 村の入口にいる幻獣と話す → 道をあけてくれる
- ゲートまで行ってマドリーヌと話す → 2年後のマディンの家へ移動
- 長老と話す
- 家の入口にいる幻獣と話す → マドリーヌが外へ出て行く
- 再びゲートまで行く → 帝国軍が外界へ追放される
- 倒れているマドリーヌに話しかける → 場面がゾゾの町に戻り、ティナがパーティに復帰して飛空艇で飛び立つ
- 炭坑都市ナルシェ(ジュンの家)へ行く
攻略ポイント
ティナの生い立ち
20年前の幻獣界。
幻獣だけが暮らしている静かな村ですが、そこへ人間の女性マドリーヌが迷い込んできます。マディンはマドリーヌを長老の家まで運んで介抱し、思いを寄せた彼女にペンダントを贈ります。
マドリーヌは憎悪に満ちた人間界が嫌になって幻獣界に来たようですが、人間と幻獣は相容れない存在という現実を受け止め、人間界へ戻ることを決意します。しかし翌日、ゲートで立ち止まっているマドリーヌをマディンが説得し、2人は結ばれて1人の女の子を出産。人間と幻獣のハーフであるこの子はティナと名付けられ、そのまま3人は幻獣界で暮らすことになります。
それから2年後、魔導の力を狙うガストラ帝国が攻めてきて、幻獣たちは次々とガストラに捕らわれていきます。帝国の強大な力に追い詰められた長老は、最後の手段として「封魔壁」と呼ばれる封印術を使い、幻獣界と人間界をつなぐゲートを封じる策をとります。しかし、その場にいた他の幻獣が「マドリーヌが帝国の者たちを呼んできたのではないか」という中傷を言い始め、それを聞いたマドリーヌは2歳のティナを抱えてゲートの方へ向かっていきます。
マディンがゲートへ着く頃には長老の封魔壁はほぼ完成しており、ガストラたちは結界によって人間界へ追放されていきます。しかし、そこに駆けつけたマディンと村を出て行ったマドリーヌ、そしてティナまでもが人間界へ吸い出され、無情にも封魔壁は閉ざされてしまいます。
あと一歩のところで幻獣を捕獲し損ねたガストラは、抵抗するマドリーヌからティナを強奪し、帝国へ帰って行きます。